ExcelのINDIRECT関数の使い方|セルや他のシートを参照する

ExcelのINDIRECT関数は、文字列で指定されたセルや他のシートの参照を行うための関数です。以下はINDIRECT関数の使い方の例です。

  1. セルの参照: =INDIRECT("A1") このようにINDIRECT関数を使うことで、文字列”A1″で指定されたセルの値を取得することができます。A1セルの値が返されます。
  2. 別のシートのセルの参照: =INDIRECT("Sheet2!B2") このようにINDIRECT関数を使うことで、別のシート(Sheet2)のB2セルの値を取得することができます。
  3. セルの範囲を参照: =INDIRECT("A1:A10") このように範囲を指定することもできます。上記の例では、A1からA10までの範囲の値が配列として返されます。
  4. 別のシートのセルの範囲を参照: =INDIRECT("Sheet2!B2:C5") このようにINDIRECT関数を使うことで、別のシート(Sheet2)のB2からC5までの範囲の値を配列として取得することができます。
  5. ユーザーが入力した文字列を参照: =INDIRECT(A1) このように、セルに入力された文字列を参照することもできます。上記の例では、A1セルに入力された文字列で指定されたセルの値を取得します。

注意事項:

  • INDIRECT関数は、動的な参照を作成するため、セルの内容が変更された際に自動的に再計算されません。再計算を強制するためには、シートの再計算を行う必要があります。
  • INDIRECT関数は、セルやシートを動的に参照するための強力なツールですが、セル参照の動的生成に伴うセキュリティ上のリスクがあるため、慎重に使用する必要があります。信頼できないデータや式を使用しないように注意してください。
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